おうみデイサービス通信  自分らしく、笑顔に

東近江市の通所介護施設、近江デイサービスセンターの日々の出来事、デイサービスでの取り組みを紹介しております。

4年ぶりの外出行事!

皆さまこんにちは。

 

2024年になって早くも数日が経ちましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

さて今回は、去年の11月に行なった「外出行事」の様子をお伝えしたいと思います。

 

今回の目的地は「多賀サービスエリア(下り)」でした。コロナ禍以降 約4年ぶりのお出かけ行事という事もあり、出発する前から、

 

「多賀サービスエリアは昔よく行ったわ。懐かしいな」

 

「家族に何のお土産を買おうかな」

 

「えびせんの所に行きたいなぁ」

 

と皆さん楽しみにして下さっている様子でした。

 

現地に着くと…

人が混みあう中でしたが歩いて商品を見てまわられたり、車イスを自操して買い物をされたりと、普段のリハビリの成果を発揮しながら皆さんイキイキと行動されていたのが印象的でした。

 

 

 

お昼過ぎにデイを出発し、1~2時間程度の短時間の外出でしたが、「楽しかったよ」「まだ連れてってな」などなどのお声を頂き、それを聞いて私たち職員もホッとしました。

 

また後日、あるご家族の方から「この間の外出行事で、主人が82歳になって初めて買い物の楽しさを知ったと話していてとても嬉しかった」という内容のお手紙を頂き、私たち職員もとても嬉しく温かい気持ちになりました。

 

これからもお出かけ行事を含め、皆さまに楽しんで頂けるような行事をたくさん企画していきたいと思っています。

 

寒くなってインフルエンザや風邪など流行っていますので、体調にはくれぐれもお気を付けくださいね。

 

 

 

 

 

懐かしの梅干しづくり

 肌寒い日も多くみられ、日に日に冬に近づいてきましたね。皆さん、どうお過ごしでしょうか。

 今回のブログでは夏場に下った「梅干しづくり」についてご紹介させていただきたいと思います。

 


 まず初めは完熟梅の「ヘタとり」です。つまようじや竹串などを使って梅のヘタを取る作業から始めます。後で使う塩が梅の中にしみこむように、また、梅酢がよくあがるようにヘタを一つ一つゆっくり取り除いて頂きます。

 このようにヘタを取っていく作業は、指先を動かしたり脳を活性化するのにとてもよい運動になりますね。


次はビンの中に塩をまぶして梅を入れていく作業です。次の写真のようにビンの代わりにジップロックを使う方法もあり、作り方は様々です。

次に、塩を混ぜ込みます。これによってカビの発生も防ぎます。




塩を混ぜたら、白梅酢が上がってくるのを待ちます。

梅の香りを味わいながら、どうなっていくのだろうとワクワクして楽しみですね。

翌日になると、白梅酢が上がり始めてきます。

 


アク抜きと塩漬けをした赤紫蘇を入れていきます。

紫蘇の香りも華やかで、気持ちが和みますね。

 


赤梅酢ができあがり、梅干しづくりも終盤に差し掛かってきました。

どんな梅干しができあがるかワクワクしますね。

 


梅も赤く染まってきたので、ジップロックから梅と紫蘇を取り出します。

 

お箸を使って丁寧に紫蘇や梅を取り出しています。

他の利用者様も、梅や紫蘇の香りを感じたり、作られている様子を見て足を運んで下さり、昔を懐かしんで下さりました。

梅と紫蘇を天日干しします。

細かい作り方の違いにより、味も少しずつ変わってくるようですね。私たちスタッフにもたくさんのノウハウを教えて下さりました。

梅干し作りにご協力して下さった皆さん、ありがとうございました。

今後もデイでは色々な作業を皆さんと一緒に行っていきたいと思います。

少しずつ寒くなってきたので、体調を崩さないようお過ごしくださいね。

 

 

「作業療法へのいざない 2023」はじまりました!

今月もあと1週間ほどで8月が終わろうとしていますが、

まだまだ残暑厳しい日が続いていますね🌞

水分・塩分補給をしっかりして体調を整えてお過ごしください。

 

今回のお知らせです。

滋賀県作業療法士会が主催で例年開催している

作業療法へのいざない 2023」

が現在開催中となっております。

作業療法へのいざない」

東近江市圏域の病院や施設にいる作業療法士が、

患者様・利用者様と「作業」を通して関わる中で

どのようなエピソードが生まれたのかをポスターや作品として展示し

作業療法士」とはどのような役割を担っているのか

地域の方々や中高生の方々に広く知っていただく展示会です。

 

では、作業療法士とはどのような役割を担っているのか…。

食事をする、お風呂に入る、好きなことをする、誰かと買い物に行く。

その人の日常生活に関わる全ての活動を「作業」と呼んでいます。

病気や障害などで日常生活に難しさを感じておられる方が

その人らしい生活を送るために

「作業」を通してお手伝いをさせていただく

のが作業療法士の役割です。

 

少しでも作業療法士の仕事に興味を持たれた方は

ぜひぜひ足を運んでみてください。

なお、9月3日(日)はイベントも開催予定です。

ご家族やお友達と、お気軽にお越しください。

【会場】東近江市能登川博物館

【期間】2023年8月20日(日)~9月3日(日)

    ※博物館休館日:8月21日、22日、25日、28日、29日

【時間】10:00~18:00
    ※最終日は17:00まで



 

 

植えました🌼

皆さん、こんにちは。

早いもので、6月ももうすぐ終わります。2023年も半年経ちますね。

日々、時間が過ぎるのは早いなぁ~と思います。

 

今年は5月中に梅雨入り☂の発表がありましたね。

近畿地方で5月中に梅雨入りしたのは、噂によると10年ぶりだそうです!

 

 

 

今回は5月にデイサービスにて利用者様と行った活動を皆さんにお伝えしようと思います。

 

 

近江温泉病院にある畑でショウガ植えをした時の様子です。

 

 

 

先ずは穴を掘り・・・




そして一つずつ丁寧にショウガを植えて頂きました。

 



「こうやって植えたら良いか。縦に植えんとあかんな。しっかり土をかぶせとこう。」と利用者様それぞれ、話しながら植えて下さいました。

 

 

 

 

そこで今回、ショウガについて少し調べてみました!

 

まずショウガの特徴として

ショウガとは・・・400種類近くの天然の化学成分が含まれる「健康成分の宝庫」だそうです。これらの成分を無駄なく摂取する為には生で食べるのがベストですが、乾燥させたり粉末状にしても成分の多くを摂取できます。

 

ショウガは1年中活躍する食材とのことで、「ギンゲロール」という成分には発汗を促す作用があり、余分な熱を身体から放出できることから夏バテ防止に効果的です。

 

また、むくみ解消にも最適で、暑さで身体の調子が悪くなりやすい夏場にはとても良い食材です。

 

「ショウガオール」という成分にも同様に発汗作用があり、合わせて血行促進効果もあることから身体を温める効果があり、冬にも適しています。

 

ショウガは、料理のわき役として生姜焼き、豆腐や麺類の薬味、ショウガ湯等、色々な調理方法がありますし、万能ですね。

 

 

 

これからの成長が楽しみですね。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

 

 

今後の様子については、またお伝えできたら

良いなぁと思っています。

 

 

梅雨という事もあり、天候がころころと変わりますので

体調には十分注意してお過ごしくださいね。

これからの時期、特に水分補給もお忘れなく。

屋外歩行

春になり過ごしやすい季節になってきましたね。

今年も3月の終わりから4月の初めにかけて

正面玄関の桜が満開に咲きました🌸


近江デイサービスセンターでは午後のプログラムのひとつとして

屋外歩行練習に取り組んでいただいています。

 

冬場は「今日は寒いからやめとくわ」「まだ雪で少し道が濡れているから怖い」

と遠慮されていた利用者様も、

「ええ天気やから行けそう!」

「暖かくなってきてだいぶ動きやすくなってきた」

と屋外歩行を選択されることが増えてきました✨

 

屋外歩行練習に取り組んでいただく際には、

利用者様の能力や身体の調子に合わせて

担当のリハビリスタッフが距離やコースを調整させていただいています。

 

アスファルトや少しガタガタした道

砂利が転がっているような道を歩くこともあります。

足元に気を付けたり、バランスをとったり・・・

思っておられる以上に考えながら歩く必要があります。

 

さらに近江温泉病院の敷地内は坂だらけ!

 

足腰も鍛えることができますよ。

 

敷地内のあちこちには、季節に合わせた花が植えられています。

 

季節を目でも肌でも感じながら
ぜひ体力作りの一環として屋外歩行練習にもチャレンジしてみてください!

 

職員の取り組み(勉強会)

皆さまこんにちは。

寒い日もあれば、ほっこりするような暖かい日もあり

日に日に、春が近づいているのを実感する今日この頃です。

 

デイサービスでは、年に数回部署内で勉強会を行っています。

今回は、『認知症』についての勉強会の様子を

ご紹介させて頂きます

 

この取り組みの目的としては、ご利用者様がデイサービスで安心して過ごして頂けるように・・

疾患の一つである認知症について理解を深めることです。

 

 

勉強会は、個人で学習プリントに取り組むことからはじめました

 

四大認知症とは何か

基本的な内容を先ず復習し…

続いて、実際の生活場面を想定して、どのように支援していくかを考えていきました。

 

 

個人で色々考えたあと・・

二人一組になり支援の方法について意見交換を行いました。

 

 

 

 

話し合った内容を全体で発表すると

「○○するといいんじゃないかな」「こうしてみるのはどうだろう」と、様々な意見がでてきました。

 

私自身、今回の勉強で『なるほど~そういう支援の方法もあるんや』と

自身にプラスになる学びがありました。

 

2025年問題という言葉をよく耳にしますが

これは、団塊の世代の方が75歳を迎えられ後期高齢者の人口の割合が増え

日本がさらに超高齢社会に突入することで起きる問題です。

その中で、認知症を患う人の数は700万人を超えると推計されています。

 

 

どの方にも、それぞれの性格があり、これまで生きてこられた生活があります。

自身の思いを相手に伝えることが難しくなったとしても、

 

その方は何かを思いながら、そして感じながら

目的を持って行動をされているという事…

 

その事に私たちがしっかり気づいて、その思いに寄り添った支援を行っていける

近江デイサービスの職員でありたいと思っています。

 

これからも

『その人らしさ』を大切にしていきたいと思います。

 

それでは

気温の変化が大きい毎日ですが、お体に気をつけてお過ごしください

 

 

 

 

久しぶりのイベント

皆さまこんにちは。

 

新年が明けてから早くも2月となりましたが、今回は先月に開催した久々の行事【クリスマス会】の様子をご紹介したいと思います。

 

コロナ禍でここ数年なかなかイベントが行えなかった中、久々の行事とあって利用者様はもちろん、私たち職員も一緒になってとても楽しませて頂きました。

 

 

クリスマス会のメインイベントはリース作りです。

 

近江デイサービスの畑【もん太ファーム】でとれた千日紅を使って、利用者様お一人1個ずつ自由な発想で作って頂きました。

 

「この花の上にもう一つ重ねてみようかな」

 

「長いやつを立てても付くやろか」

 

 

と、皆さまワイワイ楽しく作って下さり、シンプルなものから独創的なものまで、さまざまな個性的なリースが出来上がりました。

 

普段は作業活動をあまり好まれないある男性利用者様も、最初は気が進まないご様子でしたが、作っているうちにだんだん集中していかれ最終的にとても上手に仕上げて下さいました。

 

完成したものは、それぞれの利用者様にお持ち帰り頂きました。

 

「孫に自慢するわ」

 

「玄関のところに飾ろうかな」

 

「自分で作ったのやから嬉しいな~」

 

「久しぶりの行事で楽しかった」

 

と言って下さる利用者様もおられ、私たち職員もとても嬉しく感じました。

 

これからも、近江デイサービスをご利用して頂いている利用者様にもっともっと楽しんで頂けるように、2023年も職員一同努力していきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

今年はコロナが落ち着いて、少しずつでも行事を再開していければと願っています(>人<)

 

毎日寒い日が続いていますので、皆さま体調など崩されないようお気を付けくださいね。