体力測定(歩行テスト・認知機能テスト)
こんにちは。
毎日よく晴れていますね!
汗をかく時期なので、こまめに水分を摂りましょう。
今回、少し前に投稿しました体力測定の記事に続き、ほかの測定項目をご紹介します。
今回ご紹介するのは「歩行テスト」と「認知機能テスト」です。
まず歩行テスト。
歩行は『6分間歩行テスト』と
『Timed Up & Go Test(タイムドアップ アンド ゴーテスト)』2種類から
歩行状態や体力に合わせて行っています。
6分間歩行テストは、廊下を往復して6分間でどれだけの距離を歩けたかを評価するテストです。
歩けた距離だけでなく、6分間で何回休憩したか・どのくらいの時間休憩すれば再び歩き始められるか・ご自身で休憩のタイミングをしっかり考えられるか、なども合わせて評価しています。
終わった後、前回の記録をお伝えして
「今回は前よりも20m多く歩けた」「休憩をせずに歩き続けられた」
「前回よりも少し休憩する回数が増えていた」などと比較しています。
Timed Up & Go Test(タイムドアップ アンド ゴーテスト)は、椅子に座った状態から3mを往復して再び椅子に座るまでの時間を評価するテストです。
歩く速さに加えて、方向転換や立ち座りがスムーズにできるかも評価しています。
この歩行テストの結果から、今後の歩く練習の頻度や距離を増やしたり、その他の運動プログラムを調整するなど、ご相談させて頂いております。
つづいて、認知機能テストをご紹介します。
当デイでは、HDS-R(長谷川式簡易知能評価スケール)という検査を行っています。
加齢や病気によって、時間や場所の感覚が鈍くなったり、物忘れがあったり、計算が出来なくなったり、すらすらと言葉が出づらくなったり・・・という症状があります。
それらの症状があるか、またどの症状があるかということを簡易的に検査できます。
3か月に一度行うことで、症状が進行していないかを確認しています。
検査をしていて、前回よりも大きく点数が下がった方には、
自宅での生活でお困りのことがないかをお聞きしたり、
頭の体操として脳トレプリントやパズルなどの課題を提案してみたりと
認知機能の維持・改善に向けた取り組みも行っています。
歩くテストと認知機能のテストを受けるのは大変ですが、
お身体を保てているかを確認できる大切なテストです!
がんばりましょう!