本年度初の投稿になります!
2020年も皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
さて、少し前にはなりますが、
秋に実施していた外出訓練について引き続きご紹介いたします。
今回の訓練はご利用者の、
◎ 生活での課題解決・目標達成に近づける
◎ IADL・QOLの向上
をテーマに、数種類の外出訓練コースを企画し、実施しています。
今回は外食編
「たまには家族と外食したいなぁ」
「外食に行きたいけど歩行器・車いすでも行けるのかなぁ?」
そんなお気持ちの方に
どんな準備が必要なのか?
どこにお手伝いがあれば外食できるのか?
どのようなお店を選べばよいのか?
などを、見極めるために外出訓練に行ってきました。
歩行器・車いすでの外出です。
玄関に入る際、レストランの扉の開閉、玄関の少しの段差が課題に。
扉を手で押しながら通り抜けることは意外と大変です。
手動の扉は意外と重いものですね。
ここには多くの方がお手伝いを必要とされていました。
さてさて、入店し、お食事の時間です。
自分で食べたいものを選んでお食事できる楽しみは格別ですよね。
皆さん思い思いのものを選ばれていました。
普段会話が少ない方もお話がはずんだり、
「おいしいね」と顔を見合わせて笑顔になったり・・・・
普段、小食で栄養補助食を召し上がられている方も、
今回ばかりは完食されていました。
皆さん、自信をもって次回からはご家族との外食を楽しめるのではないでしょうか。
また、デイリハでの新たな目標が見つかった方もおられることと思います。
今回はお店に予約の際に、車いすの方がいることを事前にお伝えしました。
そうすることで、
・広めのお席の準備
・椅子を事前に取り除いていただける
・玄関で出迎えていただき、扉の開閉のお手伝いをしていただく
等のご配慮をいただきました。
少しの周りの配慮で、環境が整い、生活しやすくなることを改めて実感いたしました。
ご協力いただきました皆様に、改めて感謝いたします。
作業療法士 西山