渾身の作品😀
良い天気が続き、どんどん暖かくなってきた今日この頃いかがお過ごしでしょうか?
感染防止のために自宅で過ごす時間が長くなっていますが、その時間をより充実させたい方もたくさんおられるかもしれませんね。
皆様どんな趣味活動をされていますか?
今回は利用者様が日々コツコツと取り組んで作成されている素敵な作業活動を紹介します。
それではこちらの作品
綺麗な手毬(てまり)の絵が描かれていますが、どのようにして作られたか分かりますか?
この絵をよく見ると、それぞれの色の小さな粒がぎっしり埋まってできていることが見て取れます。この粒を一つ一つ貼り付けてできたものなので、普通に筆で色を塗った絵よりも膨大な時間と労力を要します。(^^;)
それだけに完成に近づくにつれて絵の立体感や粒一つ一つのきめ細やかさを美しく感じますね。
この粒の正体は、
なんとお花紙です。細かく切った薄く小さなお花紙を指先を使ってクルクルクルクル丸めます。
指先は「第二の脳」といわれています。 指先を使う作業活動を通して、大脳をどんどん刺激し、手先の器用さを高める「巧緻性」を高めると、運動能力や記憶力、思考力、コミュニケーション能力などを維持するのに役立ちます。(*^▽^*)
お花紙を丸めるという工程が、大切な役割を果たしているのですね!
お花紙を丸め終わったら、次はピンセットなどを用いて貼り付けていきます(手・指で貼り付けてもOKです)。
こんなに小さいお花紙の粒を、
ほら、こんなにいっぱい準備されています!!😀
綺麗に色分けされていますね!
何百個、何千個というお花紙の粒ができあがっています。
とても根気の必要な作業活動のようですが利用者様はそれを厭わず、お花紙を丸めてたくさん粒を作る工程やそれを貼り付ける工程など、それぞれのプロセスを気長にそして他の方々とお話しながら楽しく取り組んでくださっています。😊
完成間近で、手毬の周囲に和紙を貼り付けておられます。
お花紙と和紙のコラボレーションによってまた華麗な彩が描かれていますね!
そして、ついに完成!(^○^)
外枠まで綺麗な和風の用紙を貼り付けて下さり、なんとも言えないくらい華やかに仕上げられました!
美しい作品が仕上がる喜びを一つの作業活動から得ることができます。
これからも様々な利用者様の活動の素晴らしさをお伝えしていこうと思います。(^^)/
今後とも宜しくお願い致します。m(__)m