おうみデイサービス通信  自分らしく、笑顔に

東近江市の通所介護施設、近江デイサービスセンターの日々の出来事、デイサービスでの取り組みを紹介しております。

9月の壁面ができました🌕

皆さん、こんにちは。今年の夏は雨の降る期間が多かったですね。

集中的な雨と川の水量を見ながら、ハラハラドキドキな日々が続きました。

9月に入り、うろこ雲やトンボなど、秋らしい雰囲気を感じとれるようになりましたね。

 

 

デイでは春夏秋冬の四季を身近で感じて頂けるように、毎月壁面を掲示しています。

たくさんの方に鮮やかな壁面を知っていただきたくて、今回は利用者さんの力作を皆さんに紹介します。

8月は「海」がテーマでした。

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壁面が完成するまでに、たくさんの方が関わって出来た作品です。

 作品は平面と立体を含めて構成されてます。折り紙の貼り絵、お花紙、スズランテープ、絵の具で塗った画用紙を使用してます。どこの部分に何でできているか分かりますか? よ~く見てみてくださいね。

 

 8月の壁面の掲示している間に、9月の壁面の準備を始めています。

                まずは絵コンテ✰

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実際の壁面の大きさは、約縦2m✖横2m50cmと、とても大きいです。絵コンテを基に下書きの各パーツを利用者さんに作成して頂いてます。

ハサミとノリを使用して細かなところも貼ることは、手先の運動に繋がってます。仕上がりを楽しみながら、折り紙の1枚1枚を丁寧に貼って下さってます。

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ここで、貼り絵をしてくださってるAさんにインタビューしてみました。

スタッフ:何の絵を貼り絵されているんですか?

 Aさん:「臼にお餅が入ってるわ」

スタッフ:美味しそうなお餅が出来てますね。今は杵と臼でお餅つきする風習は減って

     きてますが、Aさんの家ではお正月のお餅は今でも杵と臼で作られてます

     か?

   Aさん:「昔は杵と臼で、ペッタンコ~♪ペッタンコ~♪と餅を付いて、懐かしい

      なぁ。昔と違って今は、正月とかの餅作りは機械やわ。楽になったわ」

     「あんた(スタッフ)のところは、まだ杵と臼で餅を作ってるんか。そら、ご

      苦労さんやな」

 

会話をしながら、その方は昔経験したことを笑顔で話してくださいました。

 

 

このように貼絵作業は、手や指先を動かす訓練となるだけでなく、過去の体験や思い出を話す良い機会となっています。

 

月末に…

【8月31日 壁面張り替えしました】 

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9月は「中秋の名月(十五夜)」テーマで完成☆彡

一人だけでの作品ではどんな壁面に仕上がるのか想像できませんが、皆さんの貼り絵等が集まると、(あれれ、??? どこかで見たような絵が、、、)

貼り絵の1つ1つ、下書きを作成したスタッフまたは取り組まれている利用者さんが配色選んで仕上げてます。壁面パーツ1つの仕上がる作成期間は、3日~3週間かかるものもありますが、みなさんとても根気よく取り組んで下さいました。

             (いつも、有難うございます)

 これからも、月の季節の移り変わりを皆さんと共に楽しみながら、運動や作業活動(余暇活動)など提供していきたいと思います。

 

季節の変わり目ですが、お体を大切にお過ごしくださいね